みんな大好きカレー!
だれでも美味しく作れるカレー!
そんなカレーを「隠し味」でさらに美味しくできちゃうんです。
そこでカレーの隠し味でよく聞く「コーヒー」について効果や、
どのように味がかわるのか、入れるタイミングなどまとめました。
さらに人気の隠し味も紹介します。
カレーの隠し味でコーヒーの効果って?
「カレーは当日よりも二日目の方が美味しい」とよく聞きますよね。
それは二日目の方が具材が馴染み、コクと深みが増すからだと言われています。
しかし、隠し味にコーヒーをいれるとなんと当日のカレーにコクと深みを出すことができるんです。
コーヒーの苦みがカレーの辛みと相まってそのような効果が出ます。
カレーの隠し味は入れるタイミングで味に違いが出るの?
隠し味もただ入れれば良いというものではありません。
ちゃんとタイミングがあるんですよ。
コーヒーは最後に「ルーが溶けた後」に入れます。
むしろ「火を止める直前」にさっと入れて、
鍋底からすくい上げるようにカレー全体に行き渡るように馴染ませます。
もし入れるタイミングが早すぎた場合、
コーヒーの性質である煮込むと苦みが出るので、苦いカレーになります。
また煮込みすぎるとコーヒーの香ばしい風味も飛んでしまいます。
せっかくコーヒーを入れるなら香ばしさも残し、
味覚と嗅覚でも味わいたいですね!
2つ注意点があります。
1つ目は、コーヒーはインスタントコーヒーにしましょう。
飲料状態のペットボトルタイプだとコーヒーの成分が薄まりコクと深みが出にくいです。
コーヒー豆だとカレーに溶けきりません。
インスタントコーヒーなら風味は凝縮され、溶けやすいので最適です。
2つ目は入れる量は小スプーンに1杯程度です。
小スプーン1杯でも十分にコクと深みが出ます。
入れすぎると、苦みが強くなってしまうので気を付けましょう。
カレーの隠し味ランキングトップ3
どの家庭にも必ずあるものからカレーの隠し味をベスト3にまとめました。
1位:ハチミツ
もはや隠れていない定番中の定番の隠し味「ハチミツ」ですね。
辛いカレーに甘いハチミツを加えると、辛さが際立つんですよ。
逆にまろやかなカレーがお好きな場合は少しだけ入れると、
口当たりが甘いカレーになります。
さらにトロミも増して濃厚な味になります。
ハチミツを入れるのは、ルーを入れる直前です。
ルーの後だと、さらさらカレーになってしまうので注意が必要です。
2位:りんご
こちらも有名すぎる隠し味「りんご」です。
角が取れたような、なめらかでまろやかな甘いカレーになります。
スライスして入れても、すりおろして入れても、リンゴジュースでもOK!
お子様も食べやすい自然な優しい甘さのカレーです。
りんごを入れると、お肉が柔らかくなるので、さらに美味しく食べやすいですね。
3位:チョコレート
ド定番の隠し味「チョコレート」です。
コーヒーと似た効果、味にコクや深みが出ます。
ひとかけらで十分です。
入れすぎるとチョコレートの油でもったりしたしつこい味になるので要注意です。
番外:トマトケチャップ
知ってる人は知っている「トマトケチャップ」です。
夏野菜カレーだと、
夏バテ防止効果もあるトマトがたくさん入った酸っぱいカレーですよね。
量を調節して入れれば、酸味がアクセントになる爽やかな風味になります。
もちろん生のトマトでも、トマト缶でも代用OK!
いかがでしたか。
家庭で作るカレーとはいえ、隠し味によって味覚をさまざまに変えられますね。
ちなみに隠し味を全部入れるとどうなるのか、
経験上、統一感のないぼんやりしたカレーになります。
ぜひ自分の好みにあったカレーを見つけてみてください。