登山をする上で必ず必要になるのが登山装備です。
富士山であれ、それ以外の山であれ、
適当な服装で登山をするのは危険な事です。
かといって、登山装備はそれ専用の衣服や靴、
さらには道具もあり、
それらはそれぞれのアイテムが
一つずつ2万円から数万円は下らないほどに高価な物ばかりです。
登山をしたくともあまりお金を賭けたくないという方にとっては、
登山装備の購入を見送りがちでなかなか富士登山に挑戦できない
というもどかしい状況に陥ることも多々あります。
登山用品のレンタルを活用するという選択肢
最近では登山装備のレンタルというのが可能になっています。
プロが選んだ装備なので基本的に安全を重視したもので、
なおかつオシャレなアイテムを取り揃えているお店などもあり、
現地で受け取るあるいは送り届けてもらうことができ、
それぞれに掛かる費用は最高でも2万円弱というかなり安上がりになっています。
自分で装備を購入するよりは安く済みますので、
他の人が着たものであることを気にすることが無いのなら、
非常におすすめです。
富士登山はどのくらい時間が必要？日帰りも可能？
富士山は登山をするルートが四つあります。
標高2400ｍあたりから登り始める大人気ルート富士宮ルート。
標高2000ｍあありから登り始める、樹林の多い山道をあるく須走ルート。
標高1450ｍから登り始める、火山砂利の多い御殿場ルート。
標高2300ｍから登り始める多数の山小屋のある吉田ルート。
見ても分かる通り、どのあたりから登り始めるか
という部分からもルートごとに所要時間が変わります。
最短のルートが吉田ルートと須走ルートで、
上り下りを合わせて7時間程度、
他のルートだと10時間くらいがかかります。
ルートから考えても日帰りは普通に出来そうですね。
もちろん、経験者もそう言うのですが
基本的に初心者であっても日帰りはできます。
そもそも、ルートが作られているくらいに人が来る富士山は、
初心者が登れるようなルートづくりがされているため、
体力に問題が無い限りは登山は難しくはないのです。
ただし、富士宮ルートだと頂上付近が渋滞し易かったり、
どのルートでも急に雨に降られてしまうなどの
アクシデントがつきもので、
全てが順調に行くわけではないので、
その辺りは留意しておいた方がいいでしょう。
場合によっては日帰り予定が1泊になってしまうこともあります。
富士登山の初心者は適切な服装選びで夏登山でも安全確保を
初心者の夏登山で一番気になるのが服装です。
ウェアを借りたはいいものの、
最初から着ていくには暑くなりそうな服装ばかりです。
熱中症になっても困るので、
それらの服装は必ず6合目から着るようにしましょう。
それまでは普段着でも全然かまいません。
頂上付近だと雨具を携帯しつつ、借りたウェアなどを着ることが大切です。
また、夏場だと夜間登山をしようという方もいらっしゃるでしょう。
涼しそうではありますが、
ヘッドライトや防寒具は必ず必要ですし、
風が無くとも前日が真夏日であろうとも
夜間の富士山は非常に寒いです。
基本的には専用の道具や服装がどのくらい必要かを調べたり、
実際に富士登山をしたことのある人達からアドバイスを受けるなどして、
適切な装備をきっちりと揃えて、
絶対に安全を確保できるような格好で登山できるようにしましょう。
なお、必需品はいくつかあります。
登山靴、レインスーツ、夜間であれば重ね着用のジャケットなど、
下着や肌着の替え、帽子、サングラスなどもあるといいですね。
熱中症にならないように水分補給はいつでもできるようにきちんと準備しましょう。
また、夏場は陽射しが本当に強いので、
日焼け止めは必ず忘れないようにしましょう。
