家族の健康のために玄米を食べたい方は多いと思います。
でも上手に炊けないと固かったりパサパサしたり
意外と炊き方が難しいですよね。
そこで玄米が美味しく炊ける方法を
炊飯器と圧力鍋に分けて紹介します。
玄米はなぜ健康に良いのか?玄米の魅力
まず白米ではなく、なぜ玄米を食べると健康によいのか簡単にまとめました。
健康に良いとされる玄米には3つの魅力があります。
①栄養価が高い
白米と比べると、ビタミンやミネラルが豊富です。
②デトックス効果
食物繊維が多く含まれているので、
身体の巡りを良くして、
老廃物を溜め込まない身体になります。
③アンチエイジング
胚芽や米ぬかの部分に血行や髪質効果があります。
血行が良くなると血色が良くなり、
髪質が艶やかになると若々しく見えますよね。
白米から玄米にかえるだけでこんなにも嬉しい効果があります。
絶対に食べたいですよね。
次の項目で玄米の炊き方について説明しますね。
玄米の炊き方-炊飯器の場合
炊飯器でもちもちと美味しい玄米の炊き方の手順と
ポイントを押さえて紹介します。
【炊飯器で炊く手順】
①洗う
ボウルに米を入れて、かき混ぜるように洗い、チリやホコリを流し捨てる。
これを2、3回繰り返す。
②もみ洗い
米の表面に傷をつけるイメージで揉み洗いする。
③水加減
塩を一つまみ入れて、炊飯器の「玄米」のメモリ通りに水を入れる。
④漬ける
6時間以上水につける。
⑤炊飯
炊飯器の「玄米モード」で炊く。
⑥蒸らす
炊けたら10分ほど蒸らす。
【美味しく炊くための3つのポイント】
①水につける時間はなるべく長く
玄米は白米と比べると吸水しにくいです。
長時間かけてしっかり吸水することで、
炊きあがりが芯からふっくらした食感になります。
また水につけると発芽するので、栄養価もアップします。
②塩を加える
塩を加えるとぬかが柔らかくなり、水の吸収が良くなります。
また玄米の苦みが軽減されて、さらに美味しくなります。
塩の量は1合に対して、一つまみです。
③玄米モードで炊く
玄米モードだと普通の炊飯よりも圧力がかかります。
圧力がかかることで、芯まで熱が伝わり、ふっくらと炊きあがります。
またデンプンが分解され、甘さが増し、
もちもちとした食べ応えある食感になります。
玄米の炊き方-圧力鍋の場合
米の研ぐ行程は炊飯器を同じなので、割愛します。
水加減は2合に対して450~500mlが目安です。
【圧力鍋で炊く手順】
①水に漬けた後、ふたをして火にかける。
②最初は強火で、圧力がかかったら30分ほど、弱火にする。
③最後に30秒ほど強火にして水分を飛ばしたら火を消す。
④炊けたら10分蒸らす。
【圧力鍋のメリット】
・玄米の硬い表皮にもしっかり熱を通せる
なので、もちもちとした食感に炊けます。
・時短できる
時間は圧倒的に炊飯器よりもかかりません。
・圧力鍋でも浸水は必要ですが、短くてOK
【玄米を圧力鍋でもちもちに炊くポイント】
①水加減
水は白米を炊くときの1.3倍が目安です。
②火加減 と圧力時間
中火10分、強火1~2分、弱火20分、最後に強火。10分蒸らす。
圧力鍋だと火加減がちょっと難しいと思うかもしれませんね。
でも具体的な時間と火加減がマニュアルとしてあるので、
その通りに炊けば美味しく炊けるはずです。
いかがでしたか。
手順とポイントさえ押さえておけば、そんなに難しくはないですよね。
「なんとなく健康に良いから…」という感覚で食べるよりも
具体的な効果と「こうしたら美味しくなる!」という知識が増えると
玄米を食べる意欲がわきますよね。
ぜひ家族と自身の健康のために、玄米にしてみてはいかがでしょうか。