税理士事務所に入りたいんですか?
そうですか、なら資格を取ったりいろいろはじめなくちゃいけませんね。
資格云々はひとまずおいときましょう。
志望動機を作成するときのことをちょっとだけ話しましょうか。
税理士事務所の年収ってどのくらい?
志望動機についてを話す前に、お金の話しましょうか。
大事でしょ、お金。
税理士事務所って儲けられるイメージあるけど、どんだけ儲けられるの?
と多少は疑問に思ってるでしょうから、年収をちょっとだけまとめました。
そもそも、税理士事務所の年収って割と変動が大きいんですね。
ある二つの要素でコロコロと変わっちゃうんです。
だからこのくらい安定して儲けられるよ、とは言い辛いんですね。
まぁ、それはおいといてその変動する二つの要素を紹介しましょう。
経験年数と持っている資格の数です。
これから税理士事務所に入ろうと思っている方は経験年数は0ですね。
将来的な話にはなりますがちょっと紹介しましょう。
未経験から1年未満、見習い期間とでも言うべき間は300万円程度です。
これが1年以上3年未満になると400万円以内、
3年から5年未満になると450万円程度にまで上がり、
5年目から10年目は500万円程度、
10年以上になると天井なしの実績や資格次第で儲けられる感じです。
夢がありますね、税理士事務所に入れれば年数次第でいくらでも。
なんてうまくはいきませんね。
そもそもなるのが難しいものですし、年収相当の忙しい仕事が待っています。
それはさておき、もう一つの要素の資格ですね。
税理士事務所に入るのに資格は必須、というわけではありません。
しかし、資格を持っていると有利に働け、年収も増えると言う感じです。
その上り幅は事務所ごとに異なっています。
資格一つあたりで10万円程度になることも、100万円も増えることも。
持っていれば持っているだけ増えると覚えておくといいでしょう。
税理士事務所の仕事内容をチェック!
折角なのでその忙しい税理士事務所の仕事を見てみましょうか。
仕事の内容を非常に簡単にいうと、
個人や企業の経理のお仕事を代行する仕事。
クライアントからレシートや請求書などの会計資料を預かり、
仕訳を会計ソフトに入力するというのが主な仕事になります。
それでもって1ヶ月の試算表を完成させて、社長に実績を報告する。
ほとんどこれだけの仕事をひたすらに繰り返すみたいですね。
なんだか簡単そうなお仕事に思えますが、なかなか辛いものですよ。
ミスもできないし、修正はほぼほぼ必須。
しかも、クライアントが極端に集中する時期が何度かあります。
年始から3月ごろの確定申告の時期や、
3月決算法人の決算申告を行う5月。
年末調整を行う11月から12月。
この辺りの時期は忙しいったらありゃしない。
集中期の忙しさで辞めちゃう人達も多いんですって。
とはいえ、見習いからでもいちから仕事を始められます。
慣れて行けばなんとかできないでもない仕事内容です。
税理士事務所に入りたいのであれば、ある程度はお覚悟を。
志望動機で好印象を残すための法則!
では、本題に入りましょうか。
志望動機で好印象を残すために抑えておくべき法則ですね。
①税理士事務所のことをしっかりと研究する
志望する税理士事務所のことを詳しく知り、
そこで自分がどう貢献したいかを書きます。
軽く経営方針を要約して自分ならこうできると書くのがコツですよ。
②自分自身の強みをアピールする
自分自身には何ができるのか。
どのような資格や特技を持っていて、それを生かすことができるか。
より具体的に考えてアピールするようにしましょう。
「税理士事務所に雇うことでメリットがあると思わせること」。
資格があればそれを活かしたいでもいい。
資格が無くとも、この企業でなら自分のこの特技が生かせる
というものがあるとよりいいですね。
③選んだ理由をはっきりさせる
待遇がいい、収入がいいはとりあえずNGです。
それ以外にここでなら働きたいと思ったことをしっかりと書くように。
ある程度大げさに書きつつ、ここでなくちゃいけない理由からぶれない。
そのような点をちゃんと意識しておきましょう。
④入社後にどのようなことをやりたいか
企業研究をしつつ、自分なら入社後にこういうことをやって
役立たせることができるとアピールするのがいいですね。
これを書くためには入念な企業研究が必要ですよ。