秘書検定は就活やキャリアアップに役立つということで、
取得しようかな、と考えているアナタに
読んで得する情報をご紹介します!
秘書技能検定とはどんな資格?正式名称は?
そもそも秘書検定とはどんな資格なのでしょうか?
秘書検定とは正式名称を「秘書技能検定試験」といいます。
公益財団法人実務技能検定協会が実施している民間資格です。
一般には秘書検(ひしょけん)と呼ばれ親しまれています。
等級は3級、2級、準1級、1級があります。
試験内容は1次試験(筆記)と2次試験(面接)があります。
3級、2級は筆記試験のみです。
秘書検定は年に3回行われます。(準1級、1級は2回)
筆記試験は「秘書としての資質」「職務知識」「一般知識」
「マナー・接遇」「技能」の5項目の理解が求められます。
3級から準1級まではマークシート方式が90%、
記述式が10%ですが、
1級ではすべて記述式となります。
合格基準は60%以上です。
実は秘書検定がなければ就けないという職業はありません。
しかし、秘書検定を取得していれば、
社会人としてのビジネススキルや一般常識、
マナーを持っているとみなされるため、
就活や転職に有利に働きます。
秘書検定の面接はどんな準備をすればよいの?対策のポイントは?
準1級、1級には面接があります。
秘書として高度で実践的な能力を見るためのものです。
準1級の面接試験の課題は
「あいさつ」「報告」「状況対応」
の3つになります。
自分が当事者になったつもりで演じるロールプレイング方式です。
名前を呼ばれたら控え室の指定された席に着き、
報告の課題を2分で暗記(メモはできません)します。
時間になったら面接室に入り、
「あいさつ」「報告」「状況対応」を
それぞれ異なる審査員の前で行います。
最後にアドバイスシートを受け取り終了です。
1級の場合は、課題の指示に従い、上司役に報告を行い、
来客役に応対をそれぞれ1分から2分行います。
この報告と応対が審査の対象になりますが、
面接室での振る舞いや言葉遣い、身なりも審査の対象です。
面接は緊張してしまいがちですが、対策はあるでしょうか?
秘書検定参考書の最後の方には、
必ず面接の対策も載せられていますから
しっかり読んでおくことが大切です。
また、面接対策のDVDを購入して見るとか、
秘書検定の面接対策講座を受講してみる
といった対策もできますよ。
秘書検定では過去問を押さえておく必要アリ?
秘書検定では出題内容が毎年大きく変わるものではないので、
過去問題を繰り返し解いて覚えることにより、
合格に近づくことができます。
一度解けた問題を繰り返し解く必要はありません。
間違えた問題に絞って繰り返し取り組むようにしましょう。
過去問を制するものは秘書検定を制する、
と言っても過言ではありません。
問題集の他に、
ネットでも過去問が掲載されているサイトがありますし、
無料のアプリなどもありますよ。
アプリなら隙間の時間でも勉強できます。
秘書検定の等級ごとの合格率は
1級22.1%、
準1級40.5%、
2級55.6%、
3級55.6%
となっており、
準1級から難易度が上がり、
1級はかなり狭き門、と言えそうです。
秘書検定合格の必勝法とは?
秘書検定合格に少しでも近づくにはどうすればよいでしょうか?
当然ですがきちんと勉強の時間をとることです。
3、2級であれば1~2ヶ月あれば十分ですが、
準1級、1級は3~4ヶ月を掛けて取り組むことをお勧めします。
自分で参考書、問題集を使って独学する方法、
通信講座、通学などがありますが、
3、2級であれば独学、
準1級、1級は通信講座か通学が良いでしょう。
参考書のお勧めは、級ごとに実務技能検定協会から出ている
「秘書検定集中講義」です。
2、3回しっかりこの本で勉強すると合格の確率が上がります。
「秘書検定集中講義」のレビューを見ると、
秘書検定合格という目的だけではなくて、
マナー、常識を学べて、急な冠婚葬祭でも慌てない、
社会人としての自信がつく本だ、
とありました。
秘書検定は何級から履歴書に載せたほうが良いのでしょうか?
3級程度だと恥ずかしい、と思われるでしょうか?
決してそのようなことはありません。
3級でもビジネスマナーに対する知識がある人とみなされます。
ただ、3級ではアピールポイントにならないかもしれません。
2級以上だと履歴書に書いてアピールポイントになります。
準1級からは就職に有利にはたらく可能性が高いといえます。
まとめ
秘書検定は決して狭き門ではありません。
秘書になろうとする人だけでなく
社会人としてもとても役立つものです。
しかも就職やキャリアアップに役立つので
取得をお勧めします!