万能薬として最近大注目の注目のマヌカハニー。
どんな効能があるのか調べてみました!
そもそもマヌカハニーとは?
そもそもマヌカハニーって何?というところから解説しますと、
マヌカハニーはニュージーランドに生息するフトモモ科の低木
マヌカ(学名はギョリュウバイ)の花から採れたはちみつ
のことです。
はちみつを作るミツバチの営みはどこも同じですが、
マヌカの成分が健康に良いということがいえます。
ニュージーランドの先住民マオリ族のことばで、
「マヌカ」とは「復活の木」「癒しの木」を意味し、
昔からその医学的な効能が知られており、
実際に樹液や葉を薬として使用していました。
マヌカハニーはその強い抗菌作用で知られています。
一般的にはちみつそのものには抗菌作用があり、
古代エジプトの時代から民間医療薬として使われてきました。
それは、はちみつに「過酸化水素」という殺菌成分が
含まれているからです。
では、はちみつと、マヌカハニーにはなにか違いがあるのでしょうか?
マヌカハニーには、過酸化水素だけではなくて、
「食品メチルグリオキサール」という殺菌成分も含まれています。
この両方を含んでいるのはマヌカハニーだけです。
マヌカハニーを歯磨き代わりに使って歯周病を防げる?
高い抗菌作用を持っているマヌカハニーですが、
虫歯予防や歯周病対策にもなるとネットで話題になっています。
実際はどうなのでしょうか?
はい、実際にマヌカハニーは虫歯菌や歯周病菌を殺菌する
作用があります。
マヌカハニーを配合した歯磨き粉も発売されています。
日本人の成人の80%が何らかの歯周病を持っていると
言われています。
歯周病は歯を失う危険性があるだけではなくて、
心血管疾患、糖尿病とも深く関わっています。
また歯周病は認知症(アルツハイマー病)とも関連があります。
マヌカハニーは歯周病を防ぐとともに、
直接歯ぐきに塗ることによって
歯肉炎の予防、口内炎の治療、
さらには口臭の抑制にも効果があります。
マヌカハニーをなめて歯磨きせずに就寝しても大丈夫?
マヌカハニーをなめて歯磨きせずに寝るのはどうでしょうか?
はちみつは甘いので虫歯になりそうでちょっと心配ですよね。
虫歯菌を増やすのは砂糖(ショ糖)です。
はちみつには果糖とブドウ糖は含まれていますが、
ショ糖は含まれていないのではちみつは虫歯菌は増やさない、
ということになります。
ネットではマヌカハニーをなめて歯磨きせずに寝ても問題ない、
という意見をよく目にします。
しかし実際には、虫歯菌は果糖を栄養に酸を出し
歯を溶かしますし、ブドウ糖は歯周病菌の好物です。
マヌカハニーは抗菌作用が強いものの、
唾液で薄められてしまいますし、
マヌカハニーをなめて歯磨きせずに寝るのは
避けたほうが賢明と言えます。
歯磨き後や寝る前になめるのはやめておいた方が良いでしょう。
マヌカハニーを使って歯磨きをして口をゆすいだあとは
何も口に入れずにそのまま寝る、ということをお勧めします。
マヌカハニーの効能5つとは?
では最後にマヌカハニーの効能を5つご紹介します。
① 胃腸疾患の改善
ピロリ菌の退治や消化性潰瘍の治療に効果があります。
② 風邪やインフルエンザの予防
風邪によるのどの痛み、インフルエンザや風邪の予防に効果があります。
③ 虫歯や歯周病などの防止
このブログでご紹介しましたが、他にも歯肉炎、口臭抑制にも
効果があります。
④ 整腸作用
マヌカハニーには整腸作用もあり、食欲不振や消化不良の調子が悪い時に
症状を和らげる効果があります。
⑤ 炎症を和らげる効果
切り傷や火傷にマヌカハニーを塗ると症状が改善します。
ほかにもアトピー性皮膚炎に効く、癌の予防と治療、ニキビケア、
コレステロール値の低下などが報告されています。
ではマヌカハニーを毎日食べたいところですが、
ちょっとお値段が張ってしまうところが残念なところです。
安くて3000円、高いと数万円してしまいます。
産地がほぼニュージーランドに限定されており、
グレードがその年の気温や天候に左右されてしまうこと、
品質管理にコストがかかることも、
マヌカハニーが高い理由です。
さらに最近は世界中でマヌカハニーの効能が知られているため、
品薄状態で、値段が上がっています。
でも先程あげた特定の症状を副作用なしに改善したい、
という場合はマヌカハニーの効果に期待して良いと思います!