だれにも聞けない素朴な疑問に全力でお答え!

クラウドファンディングの問題点は?注意するべき3つのこととは?

クラウドファンディングの問題点は?注意するべき3つのこととは?

クラウドファンディングに関心を持ち始めたあなた!

このページにたどり着いていただきありがとうございます!

クラウドファンディング自体新しい言葉ですし、

ちょっとどんなものかしっかり把握しておきたいですよね。

そして投資として安全で利益のあるものなのかも気になりますね。

そのあたりをここでは解説いたします。

 

クラウドファンディングとは?簡単に説明します!

まずはクラウドファンディングとは?

というところから説明いたします。

 

クラウドファンディングとは、

クラウド(Crowd)とファンディング(funding)を組み合わせたことばで、

不特定多数の人が、クラウドファンディングの起案者

資金の提供や協力を行う仕組みです。

通常クラウドファンディングはインターネット経由で行われます。

 

通常 起案者が資金を集めるには、

企業や銀行、投資家などから融資、出資を受ける

という資金調達が一般的です。

銀行なら担保が必要になります。

 

クラウドファンディングは基本的に少額の資金の提供を

多くの人から募って目標を達成するというコンセプトがあります。

つまり資金を集める側の負担が少なく資金調達ができる

というメリットがあります。

 

クラウドファンディングには以下の3つの種類があります。

「寄付型」: 金銭的リターンなし

「投資・融資型」: 金銭リターンあり

「購入型」: プロジェクトが提供する権利や物品を受け取る

 

クラウドファンディングのデメリットとは?

クラウドファンディングは新しい資金調達の形のため、

法や制度の整備が十分に進んでいません

 

起案者の見通しが甘く、

目標金額に達しても十分なリターンが行われなかったり

約束の商品やサービスが提供できなかった

ということも起こっています。

 

クラウドファンディングでは出したお金が必ず戻るという

保証がありませんのでリスクが高いといえます。

 

また一度支援や投資をするとキャンセルできない場合が多いので

注意が必要です。

 

日本では融資型に人気がある

日本のクラウドファンディング市場では

融資型が90%を占めています。

 

融資型クラウドファンディングは「ソーシャルレンディング

とも呼ばれます。

スポンサードリンク

簡単に言うと「お金を貸したい人」「お金を借りたい人

をインターネット上でマッチングするサービスになります。

 

資産運用したい個人からクラウドファンディング事業者が

小口の資金を集め、それをまとめて大口化して企業に

融資する仕組みとなっています。

 

出資した個人は、企業→クラウドファンディング事業者を通して

利回りの分配(または株式)を得ることになります。

 

融資型クラウドファンディングはまた日々の相場に左右されず

1万円からの投資が可能であり、安定的な利回りを得られるため

注目を集めています。

年率では3%~15%という高い利回りです。

 

クラウドファンディングで注意するべきこととは?

ここでは融資型クラウドファンディングで注意すべき3つの

ことを説明します。

 

① 元本の保証がない

ソーシャルレンディングは元本の保証がないので

元本割れの危険があります。

融資先の企業やクラウドファンディング事業者が倒産してしまうと

出資したお金の一部しか戻ってこない場合があります。

不動産担保がついている案件なら安全性が高いと言えますが、

分散投資などでリスクを回避するほうが得策です。

 

② 解約できない場合が多い

急にお金が必要になっても

満期にならないと解約できない場合が多いので、

投資用として割り切れる「余裕資金」かどうかを

きちんと確認しましょう。

 

③ 分配金は課税対象となる

分配金は雑所得に当たるので課税対象となります。

 

では安心して融資型クラウドファンディングをすることは

できるのでしょうか?

 

ソーシャルレンディング会社が国内に20社あり、

それらの会社を比較検討することによって

投資する会社を見定めるようにするのが得策です。

 

株式投資や投資信託の場合と同じように

「分散投資」によってリスクを最小限に抑えましょう

融資型クラウドファンディングの国内市場は

1000億円を少し下回る規模で、まだ大きくはありませんが、

これからずっと伸びていくことが予想されています。

 

正しい知識を持って投資をするようにしましょう。

お金カテゴリの最新記事