実印といったら通常 苗字のみのタイプが一般的ですが、
フルネームで作っても問題ないのでしょうか？
さらに女性の場合は苗字が変わる可能性がありますよね。
そんな疑問を解決すべく、女性のフルネームでの実印について、
フルネームにしない方が良い理由や、逆に女性の実印で苗字が必要なのか、
独身ならばフルネームで実印を作った方が良いのかなど
分かりやすくまとめました。
実印で女性は苗字が必要？
既婚であっても苗字はないほうが良いです。
家庭用の実印、例えば自動車やマイホームの購入時に使用する分とは別に
個人の実印を持つ場合は、苗字なしで、名前のみのタイプの実印が無難でしょう。
既婚者の女性が苗字を名乗ると「家を背負う」ことになり、
夫の運気を奪ってしまうと考えられているためです。
また女性は「いろんな意味」で苗字が変わる可能性がありますよね。
もちろん結婚もそうですが、離婚もそれにあたります。
あまり考えたくないですが、可能性があることについては
前もって考慮しておく必要がありますね。
実印を女性がフルネームで作るって独身ならいいの？
独身の女性がフルネームの実印を作ることについては、
可能ですが、やっぱり名前のみのタイプで作ることをオススメします。
理由は上記で述べた通り「変更の手間」と「縁起が悪い」ためです。
独身の女性がフルネームで実印を作ると、婚期が遅れるとも言われています。
ただ、中にはどうしてもフルネームで作成せざるを得ない場合もありますよね。
商売をしていたり、事業を起こしていたりする女性は
仕事上、名前のみの実印は使いづらいです。
そうかといって苗字のみの実印にすると変わる可能性もあるので、
フルネームで実印を作成する方がほとんどです。
実印を変更する場合の手続きはたいへん？
実印変更は手間だと述べましたが、
実際どのような手続きが必要なのかまとめました。
変更方法
①市役所で印鑑登録「廃止届」を出します
【廃止に必要なもの】
・本人が確認できるもの（運転免許証など）
・印鑑証明書、カード
②新しい実印で印鑑登録申請をします
【登録に必要なもの】
・本人が確認できるもの（運転免許証など）
・登録料（300円くらい）
ちなみに実印を変更したら以前の契約はどうなるのでしょうか。
答えは「以前の契約に影響はありません」。
実印を変更しても契約が解除されたり、
無効になったりすることはありませんので、
安心してください。
ただ契約によっては新しい実印で更新する必要がある場合もあるので、
確認する必要がありますね。
女性がフルネームにしない方が良い２つの理由
女性はフルネームにしない方がよいのでしょうか？
答えは「YES」です。
その理由は２つあります。
①女性は結婚などにより苗字が変わる可能性があるため
「市役所でパパッとできるでしょ？」と思うかもしれませんが、
その市役所に行くのが大変なんです。
時間内に行くとなると仕事をしている方は休まなければいけませんし、
土曜に開庁しているところがあっても、激混み必至。
そうでなくても結婚後は何かと変更手続きが多くて大変。
手間をあらかじめ回避できるのならばそれに越したことはありませんね。
②女性のフルネーム実印は縁起が悪いため
女性が苗字を名乗るのは、「家を背負う」意味になり、
苦労や責任がふりかかると言われています。
男性ならば逆に一家の長としての責任の縁起として良いとされます。
まとめ
実印に名前のみのイメージってなかなかないですが、
調べてみると女性は意外と名前のみの実印が主流だと分かりました。
ちなみに夫婦であっても実印は夫と妻それぞれで持てるんですよ。
家や車など家族の財産は夫の実印を使うと思いますが、
遺産相続や生命保険など妻名義は妻の実印を使うのが望ましいです。
その方がはっきり誰の契約か分かりますものね！
