賃貸住宅を選ぶ条件のひとつとして
エアコンが付いているかどうか、
で決める方も多いのではないでしょうか?
入居に伴ってエアコンを新しく購入しなくてよいのは
費用の面でもかなり助かりますよね。
しかし、賃貸住宅に既設のエアコンはほとんどが中古です。
中古ということは、汚れているということになります。
それって誰がどのように掃除すればよいのでしょうか・・?
このブログでは賃貸住宅のエアコンクリーニングの
賢い方法をご紹介します!
エアコンクリーニング方法はどんなものがあるの?
賃貸住宅で、古いエアコンが付いていて
ホコリやニオイが気になる場合、
早速掃除をしたくなりますよね。
ズバリ、自分でやる方法と、プロに頼む方法があります。
普段のメンテナンス箇所である、フィルターや吹出口、
ルーバーは心がけ次第でマメに掃除できると思います。
しかしエアコン内部の掃除になりますと
専門的な知識、技術、また道具が必要です。
ドラッグストアなどで安価に購入できる「エアコン洗浄スプレー」は、
「熱交換器(フィン)」の部分だけです。
つまりドラム型で、内部で回転している送風ファンは
掃除できないことになります。
ですからエアコン内部の掃除はプロの業者に頼むのが最善です。
エアコンクリーニングおすすめ4つの裏技教えます!
エアコンを使用すると、
不快な臭い(カビや生乾きのような臭い、タバコの臭い)がしたり、
咳やくしゃみが止まらなくなったり、
目や肌がかゆくなったり、
ということはありませんか?
それは「カビ」が原因です。
エアコン内部には熱交換器(フィン)があり、
クーラーではあたたかい空気を吸い込んで
冷たい空気を出すときに熱交換器は結露します。
つまりエアコン内部は常に濡れた状態なのです。
当然カビは容易に繁殖します。
カビを防ぐにはどうすればよいでしょうか?
「エアコン内部のカビを取ること」、コレに尽きます。
でもエアコン内部の掃除は業者でないと難しい・・
自分でも普段からできるクリーニング方法はないのでしょうか?
①エアコン内部を乾燥させる
1つの方法として、
エアコン内部を乾燥させる、ということです。
内部を乾燥させる機能がついているエアコンがあります。
その場合、その機能を普段からフル活用します。
もし付いていなければ
エアコンを消す前の2時間から30分くらい送風運転をすれば
エアコンの内部を乾燥させることができます。
②最低温度で運転する
2つ目の方法として、
最低温度(16℃や18℃)で、
窓を開けて1時間運転する方法です。
そうすることで熱交換器やドレンパンに付着していた臭いの成分が
結露水に溶け込んで洗い流されるので臭いが軽減されます。
③重曹で洗う
3つ目の方法は、
消臭作用のある重曹を使って、
エアコンのカバーやフィルターをまめに洗うということです。
④カビ防止のグッズを使う
4つ目に、
エアコン自体に貼るフィルターを付けたり、
エアコン上部の空気取り入れ口に置いておくだけで
カビの繁殖を防いでくれるグッズが販売されていますので
活用してみるのも良いでしょう。
賃貸住宅のエアコンクリーニングは、自分?大家さん?
さて賃貸住宅に元々から付いているエアコンは、
誰が掃除するのでしょうか?
入居の際にはハウスクリーニングがしてあるのが当然です。
しかしエアコンもクリーニングされているかと言うと、
ちょっとそこはアバウトです。
クリーニングされていないことも多いのが実情です。
もしエアコンが壊れた場合は、
管理会社、大家さんが交換してくれますが、
クリーニングとなるとグレーゾーンです。
入居してすぐにエアコンの臭いなどが気になったら、
まずは管理会社に相談してみましょう。
事前に相談すれば親切な大家さんなら
費用を全額、または一部を負担してくれる
ところもあるようです。
相談なくエアコンクリーニングして請求書を送っても
支払ってくれないかもしれません。
また断られても何度か辛抱強く交渉すれば
道が開ける場合もあります。
入居後半年とか1年以上経つと生活の中での汚れとみなされて
クリーニング代の請求は難しくなるかもしれません。
さて、退去時にエアコンクリーニング代は支払わないと
いけないのでしょうか?
契約書に書いていない場合は、支払う必要はありません。
契約書に書いてあれば支払う必要が生じてきますので、
契約時に確認するようにしましょう。
まとめ
自分の持ち物ではない賃貸住宅のエアコンの場合、
クリーニング費用はどちらが持つかというのは
グレーなところがありますが、
入居してすぐにクリーニングが必要なことがわかった場合、
早めに管理会社に伝えるようにしましょう。