いきなりですが、貸切バスを手配したことはありますか?
修学旅行や合宿、社内旅行などで貸切バスに乗ったことはあるが、
手配したことはないという方がほとんどではないでしょうか?
この記事では、もしあなたが行事、イベントの幹事さんに
なったときに貸切バスを格安で利用できる方法をご紹介します。
貸切バスの料金はどのように計算されているの?
貸切バスの料金の計算方法は、
バスが走った距離(運行距離)に、
運行にかかった時間(使用時間)を足す
ことで計算されています。
貸切バスの料金は、国土交通省により2014年4月に定められた
新料金体制が基準になっています。
この中に料金の上限と下限があり、
バス会社はその範囲内で自由に料金を設定できます。
このためバス会社によって極端に金額が変わることはありません。
貸切バスの料金の金額の上限と下限が決められた背景には、
2012年の「関越自動車道高速バス居眠り運転事故」、
2016年の「軽井沢スキーバス事故」
という記憶に新しい相次ぐツアーバスでの死傷者多数の
痛ましい事故が関係しています。
ドライバーの無理なシフトやバス会社のずさんな管理体制、
立場の強い旅行会社からのコスト削減やスケジュールに対する
圧力などが関係していました。
新たに設定された料金体制では、バスの最低貸切料金は、
3時間以上から計算すると定められました。
つまり、たとえ貸切時間が30分だとしても運賃は3時間運行した
場合と変わらないことになります。
さらに「出発前点検」(1時間)「帰社後点検」(1時間)の
合計2時間分は必ず加えられますので、最低料金は5時間が下限
プラス走行距離になります。
バス種類別の最低時間料金は以下のとおりです。
下の金額に移動距離分の運賃が加わります。
大型バス(定員数53~55名) 26,550円+120~170円/km
中型バス(定員数27名) 22,450円+100~150円/km
小型バス(定員数21~25名) 19,250円+80~120円/km
※マイクロバス(定員数22~28名(正座席18~21席、
補助席6~7席)) 小型バスと同じ料金
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貸切バスは全国に4500ほどの事業者がいます。
その規模は様々で、地域によっても展開するバス会社が異なります。
様々なバス会社に連絡をとって見積もりをもらい、
決定するのはなかなか大変です。
そこで今ではお得な貸切バス会社を探せるサイトが
たくさんあります。
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4.「貸切バスの達人」
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5.「楽バス屋」
・江戸時代風のイラストが特徴的なホームページ
・見積もり比較で貸切バス料金の相場がわかる
・全国47都道府県をカバー
・最安値はホームページに記載なし
貸切バスのメリットとは
貸切バスは集団での移動にとっても便利な交通手段です。
次のように様々なメリットがあります。
・好きな時間に好きな場所から出発して好きな場所に行ける
・目的地まで乗り換え無しでスムーズに行ける
・移動時間を有効に使える
・プライベートな時間を楽しめる、仲間と気兼ねなく盛り上がれる
・何よりプロのドライバーが運転してくれる
・料金がお得
貸切バスを格安に借りるコツとは
貸切バスを格安に借りるには押さえておきたいコツがあります。
次のような点があります。
●1泊2日の旅行の場合は、バスを返却しないほうが安く済む
→運転手の宿泊費がかかるが、バスの回送費よりも安く済む。
●深夜・早朝の走行はなるべく避ける
→深夜・早朝運行料金(午後10時~午前5時)が加算される。
乗務時間が9時間以上、もしくは500㎞(夜間は400㎞)以上
バスを運転する場合、運転手の交代要員が必要なので
余分な費用がかかる。
●平日に借りるほうが安くなる(月曜~木曜)
シーズンによってことなりますが、学校が休みの時期を除く
月曜~木曜が料金が安くなるようです。
まとめ
貸切バスの大きな事故が相次いで以来、
国交省の指導やルール改定により、
無理な行程や極端な料金割引はできなくなりました。
何よりもバス利用者と運転手の安全が第一ですので、
必要な改定であったことは言うまでもありません。
しかし、このブログでご紹介したように
貸切バス見積もりサイトを活用して比較することで
格安に貸切バスを利用することができます!