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エアコンの取り外しは業者に!自分でやってはいけない3つの理由!

エアコンの取り外しは業者に!自分でやってはいけない3つの理由!

引っ越しや買い替えで今ついているエアコンを外したい

ということもありますよね。

 

コストはなるべく抑えたいので、

取り付けならともかく、

外すくらいは自分でできまいかと考えるのが人情。

 

実際、ネットを調べると、

「自力でエアコンを外すのは簡単!」みたいな記事が

結構見つかります。

 

本当にそうなのでしょうか。

ちょっと調べてみました。

 

エアコンの取り外しや取り付け業者の選び方は?

仮に自分でやるべきじゃないとして、

「エアコンの取り付け・取り外し」を業務に掲げている業者なら

どこに頼んでも大丈夫か

というと必ずしもそうではないようです。

 

目に見えない「技術」は

事前にその確かさを確認することができないから難しいですね。

 

なので目に見える範囲で

その業者の良し悪しがわかる方法をお教えします!

 

○業種

一番わかりやすいのが、その業者の業種です。

信用できる順に、

1.空調設備業

2.地域の家電販売店

3.電気設備工事業

4.家電量販店

 

となります。

1位の「空調設備業」なんて耳慣れませんよね。

でも名前の通り空調のプロフェッショナルなので、

信頼できる仕事をしてくれるはずです。

 

思い当たる業者がない場合でも、

電話帳を使えばすぐに探せると思います。

 

2位と4位は両方家電量販店じゃないか、

と思うかもしれません。

確かにそうなのですが、

「地域の」と付く方は、

悪評が立つとその地域全体からそっぽを向かれて

たちどころにつぶれてしまうので、

きちんとした手順でしっかりやってくれるところが多いです。

 

○情報量

その会社が公開している情報量も大事です。

エアコンの取り付け取り外しでよく聞くトラブルは、

施工技術に加えて料金トラブルです。

 

・その会社のスタッフが実際に作業している写真や動画が出ているか

・ホームページなどで工事の料金の一覧表がちゃんと出ているか

 

その2点を特にチェックしましょう。

前者はその会社にちゃんとした技術者がいる証拠になりますし、

後者はあらかじめ料金が明確であればトラブルになりにくいからですね。

 

配線を触るために必要な「電気工事士」の有資格者

いるかどうかもチェックしましょう。

 

エアコンの取り外しや取り付けの費用って?

取り外しについては大体

4,000円から6,000円程度が相場です。

 

高いとみるか安いと感じるかは主観次第ですが、

自分でやって壊したり事故ったりすることを考えれば、

決して高くはないと思います。

 

取り付けの場合は、

新品か今まで使っていた中古品かによって変わってきます。

なぜなら、

中古品には室外機の台や配管といった

部材にお金がかからない(可能性がある)からです。

 

「新品なら部品がついてくるんじゃないの?」

 

と思いがちですが、

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それらは取り付ける環境によって使うものが違うので、

本体とは別売りなんです。

 

よく見ると、工事費の明細に、

 

「配管4m込み」

 

とか書かれていますよ。

(ちなみにこの配管、1mにつき3,000円くらいするそうです)

 

で、肝心の相場価格ですが、

新品の取り付けなら15,000円前後(部材込み)、

中古で部材の再使用が可能なら10,000円以内くらいです。

ただしこれらはあくまで「標準工事費」と呼ばれる

いわば基本料金

 

これに加えて現場環境によって変わる

追加料金が発生する場合もあります。

 

例えば、室外機の設置場所が遠ければ

配管の長さを追加する必要がありますし、

室外機の台が特殊(上から吊るタイプなど)だと

その費用が掛かります。

 

取り外しだけなら無料でやってくれる業者もあります。

外したエアコンを資源として、

または修理して販売できるからですね。

 

ただしそういった業者は

壁の穴をふさいでくれないなど

アフターケアが雑なところもあります。

事前に口コミなどをしっかりチェックしておきましょう。

 

エアコンの取り外しをやってはいけない理由3つ!

ここまででとびとびにキーワードが出てきていましたが、

エアコンの取り外しを自分でやっちゃいけない理由は3つあります。

 

1.純粋に危ない

当たり前ですが高所作業を含むので、

慣れていない人がやると転倒したりして危険です。

 

あと室外機は見た目よりはるかに重く

軽くても20kg以上、重いものなら50kgを超えます。

 

二人がかりでも腰を傷めたりする危険がある数字ですね。

 

2.エアコンに関する知識が要る

配管や配線に関する知識はもちろん、

ポンプダウン(冷却ガスの封じ込め)などの

独特の技術に関してもきちんと理解してなければ、

感電火災コンプレッサーの破裂などの事故が起こり得ます。

 

古いタイプのエアコンなら、

配線の切断に「電気工事士」の資格も必要です。

 

3.建築に関するDIYの技術が要る

エアコンを外すのにもそれなりの工具が必要です。

 

そして外せば当然、壁に穴が残ります。

配管や配線の跡ですね。

 

空いたままには当然できませんし、

埋めるにしてもちゃんとした技術がないと、

雨風で壁がそこから傷んでしまいます。

 

おわりに

付けるならともかく外すくらいなら……

そう思いがちなエアコンです。

ネットを調べると、

いかにも簡単に外せそうに書かれています。

 

実際外すだけなら簡単ですが、

その後を考えれば

やっぱり信頼できる専門家に任せた方がいいでしょう。

数千円よりあなたの体の方が大事ですから!

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