もはや家族の一員となったペットの猫ちゃんワンちゃんも、
年を経るごとに病気がちになります。
決してお金だけの問題ではありませんが、保険があった方がやっぱり安心ですね。
ペットの保険って高齢になってても加入できるの？
基本的にペット保険には加入できる年齢に制限が設けられているのがほとんどです。その中でも10歳くらいが一つの区切りになっています。
ペット保険の中でも10歳未満でないと加入できない所が多くなりがちです。
アニコム、ペット＆ファミリー、ペットライフジャパンでは7歳11か月。PS保険、アニマル倶楽部などは9歳などです。
10歳まではまだまだ元気なペットが多いので、ついつい10歳くらいからじゃないと病気や寿命などを考えづらく、10歳からの加入で大丈夫と考えてしまいがちで、保険探しに苦労することになることもあります。
10歳から入れるペット保険もちゃんとあります。
あんしんペット、au損保では10歳11か月まで。
アイペット損保は12歳11か月まで。
かなり高齢になってくるとペッツベストの16歳11か月があります。
高齢になってから加入すると保険料が高くなる
高齢でも加入できるペット保険のネックは保険料が高額になりがち、という点です。
0歳くらいから加入させた場合は2000円台だった月々の保険料が、10歳からだと6000円台と割高になる保険もあります。
最終的に掛かる保険料だけを見れば、10歳からの方が値段は安くなりますが、月々の負担は増えてしまいます。
さらにもう一つのデメリットとして、既に病気をしているとその病気の種類によっては保険の対象外となる可能性がある点です。
10歳以降になると病気は増えてしまいがちにもなり、気付かぬところで体調を崩していることも多々あります。
折角加入した保険の恩恵を受けられなくなることも十二分に考えられます。
病気が既にあって治療をしている場合にはその治療費を賄いたいと思うはずですが、その通りにはならない可能性もあるのです。
ペット保険は高齢から入ったとしても得られるメリットが少なくなってしまいがちです。
入れないよりは入れた方がましですが、高齢になってからと考えず、早めに加入させるのがベストな選択肢といえるのではないでしょうか。
高齢でも入れるおすすめのペット保険
しかし、もう既に高齢になったペットがいて、是が非にも保険にいれたいと言う人はいらっしゃるでしょう。
高齢でも入れるペット保険の中でおすすめの保険を一つ紹介します。
あんしんペットLプランです。
12歳以降でも月々2950円で固定。保証も70％と高く、年間で70万円までを保証してくれる、という金銭面や保証内容がかなり充実しています。
唯一の欠点が継続可能なのが20歳までと終身保険でない点です。
安さを求めつつも、保証内容にもこだわりたいのであれば、こちらがおすすめでしょう。
大切なペットの保険でも保険料は安いほうがいい？
ペット保険とはいえ、保険料はできるだけ抑えたいと思っている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、安さを優先すると「保証内容が薄すぎる」「全ての病気に対応していない」「犬や猫の種類で保証と値段の割合が違う」「高齢になってからの値段の上り幅が高くなる」というようなデメリットに遭遇しがちになります。
もちろん、デメリットの少ない保険はありますが、避けられないケースの方が多くなるでしょう。
いくつか、安くともデメリットの少ない保険を紹介します。
FPC保険は、保険料の平均値が約1800円、値上がりも平均すると月々800円程度、
保証範囲も通院入院はもちろん、手術のすべてを対応しているのが魅力的です。
ただ、10歳以上は新規加入ができないというデメリットがあります。
ペッツベストのベーシックプランは、保証が16歳までとなっているが、平均保険料が2000円程度で、保証率も80％と高くなっています。
安さで選ぶのも悪くはありませんが、ペットも家族の一員ですので、しっかりと保険の内容を見比べながら、加入する保険を選びたいところですね。
