「眠りが浅い」「夜中に頻繁に目が覚める」など、
睡眠時間が短いという方いますか?
具体的な体調不良は感じないけど、
良くない気がして心配ですよね。
そこで睡眠時間が短い原因を、基礎体温、生活習慣、
その他さまざまな観点からみてみましょう!
改善のポイントはここ?睡眠時間が短いのって基礎体温に関係が?
「体温」から睡眠時間が短い原因を探ってみましょう。
平熱が通常活動しているときの体温だとしたら、
基礎体温とは、眠っているときの体温のことです。
眠っているときは、必要最低限のエネルギーしか使わないので、
基礎体温を継続して測ると、ホルモン数値を知ることができ、
健康状態が分かるんですよ。
この基礎体温が低いと、睡眠時間が短くなります。
基礎体温が低いと、ホルモンバランスが乱れていて、
健康状態が良くないということです。
過度なストレスや不摂生、
無理なダイエットによる栄養不足などの要因が考えられます。
ちなみに基礎体温が低い温度は、
36.5度以下と一般的に言われています。
基礎体温が低い状態が続くと、
睡眠時間もずっと短いので寝不足になります。
寝不足だと起きている時間の身体の動きも鈍くなり、
代謝が下がり、平熱も下がっていき、負のスパイラルに陥ります。
体温が低いと、免疫が下がっているので風邪をひきやすく、
病気にもなりやすいです。
比較するとどんな傾向がある?睡眠時間の短い人にありがちなのは?
「生活習慣」から睡眠時間が短い人がやりがちな行動や
ありがちな体質をみてみましょう。
【睡眠時間が短い人のやりがちな行動と要因】
①夕食後にコーヒーを飲む
コーヒーに含まれるカフェインには眠気覚まし効果があり、
その効果は8~10時間程度継続します。
②寝る前のスマホ
電子画面の光は脳を活性化させる効果があり、
眠くなりにくくなります。
③飲酒
アルコールに含まれる成分に眠りに入るのを妨げる効果があります。
④日によって睡眠時間が異なる
仕事の日と休日とで睡眠時間が異なると、
睡眠リズムが崩れ、眠りに入りにくくなりす。
⑤豆電球をつけて寝る
微光でも光を感じると「メラトニン」という
眠くなる成分が分泌されにくくなります。
⑥枕が合わない
枕が合わないと熟睡できません。
⑦睡眠薬を飲みすぎている
眠れないからと睡眠薬を飲みすぎると、
効果が弱まって効かなくなります。
【睡眠時間が短い人にありがちな体質】
①冷え性
布団に入った段階で、身体が特に足などの末端が冷えていると寝付けません。
②高齢化
高齢になるとメラトニンの分泌がされにくくなります。
夜中に起きる原因、途中覚醒とは?
眠くなりにくかったり、眠りが浅かったり以外にも、
夜中に起きることは睡眠時間が削られています。
そこで夜中に起きる原因をみてみましょう。
夜中に起きてしまう現象を「途中覚醒」と言います。
睡眠は、深い眠りのレム睡眠と
浅い眠りのノンレム睡眠を交互に繰り返します。
途中覚醒は浅い眠りのノンレム睡眠の時に
「何か」があって起きてしまいます。
【途中覚醒の要因】
①寝る前の食事により胃が活性化されているため
②首や肩など身体の凝りによる痛みがある
③睡眠時無呼吸症候群(睡眠の途中で息をしていない症状)
④周期性四肢運動障害(睡眠時に足などが動く障害)
睡眠時間が短い人はどうればいいの?改善方法
体調、生活習慣、途中覚醒など睡眠時間が短い要因をみてきましたが、
どうそれば改善されるのでしょうか。
それは「良質な睡眠をとること」です。
【良質な睡眠のとり方】
・適度な運動をする
・規則正しい生活をする
・寝る前の飲食と、スマホいじりを控える
言われてみれば当たり前のこともありますが、
意識して改善しないと治らない部分でもありますね。
まずは生活習慣を見直して、出来ることからはじめてみましょう。