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【調査】老後資金は独身女性で平均2100万円必要であることが判明!

【調査】老後資金は独身女性で平均2100万円必要であることが判明!

今や男女関係なく生涯一度も結婚したことがない

独身率が増加傾向にあります。

国勢調査結果では女性の場合、約14%が生涯独身だそうです。

これは単純計算7人に1人の割合が独身者ということです。

 

老後ってだけでも不安なのに

独り身だと頼れる家族が限られるので、

より不安ですよね。

そこで独身女性を対象とした金銭的老後のシミュレーションや、

必要資金を具体的にまとめました。

 

老後の資金をシミュレーションすると?独身の場合は?

まずは一般的な老後独身女性の1か月の生活を

シミュレーションしてみましょう。

 

【老後独身女性1か月生活シミュレーション】 

・食費 3万円 

・水光熱費 2万円 

・日用品費 1万円 

・交通費 1万円

・通信費 1万円

・保険料 1万円

・娯楽代その他 3万円

・その他雑費 3万円

・住居 2万円

 

合計金額が15万円なので、だいたいこれくらいをイメージしておくと良いでしょう。

ただ健康な老後という設定なので医療費の独立した欄は設けていません。

医療費はその他雑費に含まれると思ってください。

また住居は持ち家の場合、修繕費程度の算出なので、

賃貸だともう少しかかります。

 

最近では高齢者の孤独死も珍しくなくなってきています。

なので、高齢独り身の方には孤独死を恐れて

部屋を貸したがらない不動産屋も増えています。

現役のうちに終の棲家の確保は必要なのかもしれませんね。

 

老後資金の必要額ってどのくらいなの?

1か月あたりの生活費のシミュレーションができたところで

必要額を算出していきます。

必要額とは、

老後の収入-生活費(支出)=必要額

です。

老後の収入は年金のことです。

 

ちなみに現在の会社勤めの女性の平均的な年金金額は、

年間150万円くらいです。

一方、厚生年金に加入していない専業主婦などの

平均的な年金金額は、60万円くらいです。

将来もらえる年金に2倍以上の差額があることが分かりますね。

専業主婦に限らず、フリーランスで仕事をしていて

厚生年金に加入していない人も含まれますので、

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気をつけてください。

 

ここでは厚生年金加入者と非加入者の平均額130万円を例にまとめました。

130万円を1か月分にすると約10万円です。

なので必要額は、

10万円―15万円=-5万円

ということになります。

 

1か月あたり5万円足りない計算です。

仮に年金支給年齢の65歳から85歳までの20年間の

不足分をあらかじめ貯金すると、

1200万円になります。

 

さらに60歳で定年した場合65歳までの5年間は年金がないので

自力で生活をしなければなりません。

その場合、900万円必要です。

よって、2100万円の資金が必要です。

 

あくまでも健康である場合のシミュレーションですよ。

もし介護や老人ホームの入居となった場合はさらに費用がかさみます。

 

賢い老後資金の貯め方

老後資金の必要額2100万円を

仮に40歳から60歳まで貯めるとすると、

月々約10万円の貯金が必要です。

もはやコツコツ貯金するという額ではありませんね。

そこで賢い老後資金の貯め方を1つ紹介します。

 

イデコってご存知ですか。

要は個人型確定拠出年金のことです。

老後資金を自分で作ることですね。

ただ貯金とは違い、運用するので、

元本割れすることもあります。

一方で、元本を大きく上回ることもあります。

 

最終的な受け取り金額はそのときになってみないと分かりませんが、

他にもメリットがあるので、

ここではイデコの3つのメリットをまとめました。

 

①毎年の所得税や住民税が少なくなる

積み立てた掛け金が控除されるので、

年末調整や確定申告で申告すれば、

掛け金に応じて税金が戻ってきます

 

②利益に税金がかからない

通常の資産運用だと利益に税金がかかりますが、

イデコの場合は利益を丸々受け取ることができます。

 

③月額5000円から始められる

5000円という少額で積立掛け金を設定できるので、

独り身でも家計から捻出しやすいですね。

 

いかがでしたか。

積み立てている期間もメリットが多いイデコはぜひオススメです。

ただ注意点として、60歳まで引き出せません

まとまったお金が必要になっても引き出すことはできないので、

そのつもりで積み立てる必要がありますね。

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