合掌造りという三角のかやぶき屋根が印象的な、岐阜県の白川郷。
遠い記憶を呼び戻すような、
メルヘンチックな世界が広がっています。
死ぬまでに一度は絶対に行きたい場所ですよね。
白川郷の一押しの観光コースをご紹介します。
白川郷観光の所要時間はどのくらい?
実は白川郷はそんなに広い場所ではありません。
ふつうに見れば、歩いて2~3時間で回れてしまいます。
同じ日にほかの観光地と組み合わせるプランも十分可能です。
ではおすすめのスポットをご紹介しましょう。
荻町城跡展望台
高台にあって、白川郷を見渡すことができます。
白川郷は山の谷間にあり山に囲まれた集落。
ここから見るとそのことがよくわかります。
和田家
国の重要文化財。
今でも生活しながら、公開してくれています。
北側から見たとき、田んぼの水面に三角屋根が美しく映ることが。
タイミングも大事な穴場スポットです。
明善寺郷土館
白川郷の現役のお寺です。
もちろんお寺も合掌造り!
複数の合掌造りがあり、うち1つは白川郷で最大です。
野外博物館 合掌造り民家園
合掌造りの建物は、昔から白川郷周辺にたくさんありました。
しかしダムの建設や過疎化により、使われなくなってきたのです。
この野外博物館では、そのような人が住まなくなった建物のいくつかを、
移築して公開しています。
白川郷やその周辺の歴史を知ることができますよ。
残る1つは最後にご紹介します!
白川郷観光モデルコースの冬2泊3日はどんなプラン?
冬には毎年、雪景色のライトアップが行われます。
これはぜひとも組み入れたいところ。
しかしこのライトアップ、非常に多くの人が来て渋滞します。
そのため2019年は完全予約制になり、4つの予約方法に限定。
ちょっと自由度は低いのですが、以下のプランがあります。
1月と2月の限られた日、たった6回だけの貴重な機会です。
①白川郷の宿に宿泊するという方法
②次はバスツアーに参加する方法で、いろいろ選べます。
たとえば次のようなプランがあります。
1日日、飛騨高山観光。
2日目、金沢観光、白川郷ライトアップ。
3日目、白骨温泉入浴。
③車で行く方法
④最後に、富山駅などから往復する臨時バス。
この③④だと、ほかの時間のプランは自由に立てられますね。
白川郷観光モデルコースの冬2泊3日白川郷オンリープラン!
あえて、ライトアップを外すという選択肢を考えてみませんか。
比較的人の少ない平日をねらいましょう。
白川郷を出ずに、時間を忘れて過ごす、というプラン。
2~3時間で回れるといっても、退屈するということじゃないんです。
その風景は、いくらでも楽しめるんですね。
山、川、田んぼ、季節の花、雪景色…
そういう自然の中で、合掌造りの建物がたまらなく映えます。
2~3時間どころか、2~3日使っちゃいましょう!
2泊すれば、2日目は完全に白川郷オンリーの日になりますよね。
初日はまず温泉で疲れをいやし、白川郷モードに入りましょう。
白川郷の湯という施設は宿泊もできますし、日帰りでも使えます。
2日目は、ゆっくりと集落を歩きましょう。
気に入ったところがあれば、とことんその雰囲気を堪能してください。
冬の白川郷は雪に包まれます。
雪のしんとした静けさを、俗世を忘れて味わうぜいたく!
最終日は、かやぶき屋根との別れをおしんだ後、荘川桜に向かいましょう。
これが残る1つのおすすめスポットです。
荘川桜
白川郷から少し離れたダム沿いの道に、大きな桜の木が2本あります。
先にご紹介した野外博物館は、建物を移築したものでしたよね。
この桜はダムに沈む予定だった桜の木を、生きたまま移植したもの。
とても難しい作業だったのですが、見事成功しました。
白川郷の観光をしめくくるのに最高の場所ですよ!