看護師の仕事はハードワーク。
残業も多く、責任は重大です。
しかし、やりがいもあって、昔から人気の職業ですね。
そして、収入もかなりいい仕事。
大体どのくらいか知っていますか?
看護師の年収について調べてみました!
看護師の年収で700万円って可能なの?
年収700万円も不可能ではありません!
もちろん経験が重要です。
経験を積み、リーダー的な役割も果たしていけば、
決して遠くありません。
30代で700万円の収入を得る人もいます。
看護師長や看護部長の役職につけば、
1000万円も夢ではありません。
ただ看護師の給料は、環境によってけっこう差があります。
たとえば都道府県でも違ってくるんですね。
2017年の都道府県別ランキングです。
1 京都府 541.4万円
2 東京都 532.3万円
3 山梨県 524.0万円
4 千葉県 511.5万円
5 神奈川県 507.4万円
京都府が1番でした!
次に東京都、以下首都圏が並んでいますね。
1番と5番でも、30万円以上の差があります。
2016年は
1 東京都 534.5万円
2 奈良県 522.9万円
3 神奈川県 517.1万円
4 茨城県 510.4万円
5 栃木県 508.7万円
2016年の京都府は、482.8万円で16位でした。
けっこう年によっても変わりますね。
2015年
1 東京都 546.2万円
2 山梨県 516.8万円
3 奈良県 509.9万円
4 千葉県 497.0万円
5 神奈川県 496.6万円
やっぱり首都圏が高いですね。
数字は政府統計のサイト「e-Stat」のデータにもとづいています。
「きまって支給する現金給与額」×12+「年間賞与その他特別給与額」の値です。
小数点第2位を四捨五入しています。
看護師の年収平均はどのくらい?
2017年の全国平均は478.3万円でした。
2016年は480.9万円。
2015年は478.3万円です。
看護師の全国平均は480万円くらいですね。
対して全職業の平均は492.6万円。
全職業の女性の平均は380.1万円です。
まだ悲しいかな、男女間で差があります。
女性としては、看護師はやはり高収入ですね。
次に、2017年の看護師の年収が少ない都道府県です。
48 宮崎県 395.9万円
47 鹿児島県 406.4万円
46 長崎県 414.9万円
45 佐賀県 415.5万円
44 滋賀県 422.0万円
1番の京都府に比べて、140万円ほどの開きがあります。
物価が違うので単純に比較はできませんが、
けっこう大きい差ですね。
そして都道府県の値も、いろんな人の平均です。
次に、差が出る他の要因も見てみましょう。
看護師の年収に差が出る都道府県以外の要因とは?
都道府県以外でも、年収に違いが出てきます。
たとえば、3年課程(専門学校など)卒か大卒か。
もちろん経験によっても。
2017年の情報です。
・高卒+3年課程卒の新卒 266.0万円
・大卒の新卒 273.9万円
・勤続10年(31~32歳、非管理職) 320.5万円
病院の大きさにもよります。
一般に規模が大きい病院ほど、高い収入に。
勤続10年(31~32歳、非管理職)の場合。
99床以下 312.0万円
100~199床 316.8万円
200~299床 315.9万円
300~399床 330.1万円
400~499床 335.8万円
500床以上 346.3万円
30万円の開きがありますね。
この章のデータは、日本看護協会のものです。
平均値と中央値の情報がありますが、ここでは平均値を載せています。
小数点第2位を四捨五入しています。
看護師の経験があればフリーランスにも!
看護師は転職の多い職業です。
よりよい環境を求めて、3年くらいで移るのは珍しくありません。
人材不足のところが多く、転職で給料アップも期待できるんです。
また、フリーランスとしても働けます。
看護師に特化した派遣会社がいっぱいありますよ。
派遣だと残業が少ないし、短期でもOK。
自分の時間を大切にしたい人には向いてますね。
収入はさすがに正社員より劣ります。
お金より自由をとってるわけですからね。
人それぞれ、生活の満足感は異なります。
それでも、他のアルバイトと比べたら格段にいいですよ。
時給2000円前後のものも、ざらにあります。
看護師は年をとっても魅力的な仕事です。
バリバリ正社員としてがんばるか、自由な生活をするか、
選べるんですね。
そのためには新卒の時、できれば大きな病院で
いろんな経験を積んでおきましょう。
最初にきちんと基礎を身につけ、場数を踏んでおけば、後が楽です。
30代40代になっても、満足感のある生活が送れますよ。