毛量で悩む女性は少ないと思います。
しかし、脱毛症は決して男性特有の症状ではありません!
女性も脱毛症になる可能は十分にあります。
そこで女性特有の脱毛症について、脱毛症の原因や治療方法、治療期間など
具体的にまとめました。
脱毛症の治療方法は?
脱毛症になってもちゃんと治療すれば回復する場合がほとんどです。
そこで3つの治療方法を紹介します。
1、飲み薬、漢方
2、塗り薬
3、医師の受診
一般的な風邪の治療方法とほぼ同じですね。
市販されている薬もありますし、女性用の薬など種類も豊富です。
医師に受診すれば、より専門的かつ的確に治療することができます。
自身に合った治療方法を提案してもらえ、治療の見通しも立つので
さまざまなメリットがあります。
ただ中には「女性が脱毛症で病院に行くなんて人目が気になる」と
思う方がいるかもしれません。
そんな方に朗報です!
なんと女性専門の外来もあるんですよ。
ここでは脱毛症に効く安全と言われている治療方法を3つ紹介します。
①パントガール
飲み薬で、抜け毛を抑えて発毛を促す効果があります。
②パントスチン
塗り薬で、抜け毛の進行を食い止める効果があります。
③HARG療法
頭皮に治療薬を注入する注射治療です。
細胞が活性化し発毛効果があります。
脱毛症の治療期間は?
治療の仕方や症状にもよりますが、
一般的に3~4か月で効果が見え始め、
完治するのに2年くらいはかかると言われています。
インフルエンザなどと比べるとかなり長い治療期間ですね。
脱毛症の治療は根気が大切です。
治療の効果を十分に得るためにすべきことは、
生活習慣の見直しです。
特に、食事、運動、睡眠の見直しをすることで
治療効果を促進することにつながります。
食事は、髪の毛への栄養を促し、
運動は、頭皮の血行を良くし、
睡眠は、寝ている間に分泌されるホルモンが育毛に大きく影響するためです。
脱毛症とは?女性の脱毛症の原因と種類
改めて脱毛症とは、抜け毛や切れ毛など通常ではありえない毛量が抜けてしまうこと、
また抜けはしなくても髪の毛が痩せ、結果的に薄毛につながることなどを指します。
見た目の変化が激しければもちろん脱毛症ですし、
見た目の変化がなくても異常に髪が抜ければ脱毛症ということです。
女性の脱毛症の主な原因を5つ紹介します。
1、ホルモンバランスの乱れ
2、頭皮の炎症
3、過度なダイエット
4、ストレス
5、加齢
女性の脱毛症の原因特徴は生活習慣であることが多いです。
加齢以外は生活習慣を見直せば改善しそうな原因ばかりだと分かりますね。
髪も身体の一部なので、十分な栄養を得て初めて
しっかりした艶やかな髪に育ちます。
頭皮の炎症についてはシャンプーなどが体質に合っていないことが考えられるので、
シャンプーなどの成分をよく見て自分に合ったものを使いましょう。
実は女性の脱毛症にも種類があります。
5つのタイプを紹介します。
1、分娩後脱毛症
産後に人によっては髪が抜けることがあります。
この場合、医師にかからなくても1年以内には自然と回復します。
2、瀰漫(びまん)性脱毛症
脱毛症に悩む女性の多くがかかる症状です。
初期だと抜け毛が増え、分け目が目立つ状態になります。
3、脂漏性(しろうせい)脱毛症
皮脂の量が増えて頭皮が炎症して脱毛につながります。
4、粃糠性(ひこうせい)脱毛症
フケによる脱毛症状です。
5、牽引性(けんいんせい)脱毛症
髪をひっつめるヘアスタイルをしているとなってしまう脱毛症です。
まとめ
いかがでしたか?
脱毛症は年齢性別関係なく起こりうることだと分かったと思います。
ちなみに脱毛症を疑った場合、
まず初めに治療はどこの科を受診すればよいのかというと、
「皮膚科」です。
頭皮は皮膚に分類されるのです。
もちろん専門外来もあるので、自身に合った方法で治療をしましょう!