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【調査】持ち家の維持費で必ずかかるのはこの5項目!相場も紹介!

【調査】持ち家の維持費で必ずかかるのはこの5項目!相場も紹介!

今では一生賃貸でも構わないという人も増えていますが、

家族を持ち、一定の年齢になるとマイホームが欲しい

と考える人も多いことでしょう。

 

マイホームの購入に関わる費用は、

土地と建物の支払いだけではありません。

持ち家には一戸建て、マンションを問わず

維持費がかかります。

 

簡単なシミュレーションで

月々のローンが毎月の家賃より安くなるから

という理由で住宅を購入するのは危険な話です。

 

持ち家の維持費を賢く計算して、

支払いの予定に組み込むことが大切です。

 

持ち家の維持費は年間でどのくらいかかるの?

持ち家の維持費は高額になりますので、

維持費を考えずに住宅を購入すると支払いができずに

結局住宅を手放さなければならないという事態も生じます。

 

こうした自体を避けるためにも

持ち家の維持費は年間でどのくらいかかるのか

ということを計算しておくことは大切です。

 

ここで、40歳で持家(借入3000万円、固定金利3%、元利均等返済30年)

の条件で、購入後30年間にかかる維持費を考えてみましょう。

 

マンションの場合、

年間80万円程度(月に6.7万円)、

一戸建ての場合

年間58万円程度(月に4.8万円

程度かかります。

 

これは住宅ローンとは別に払い続けていかなければならない金額ですので

無視することはできない大きな金額ですよね。

 

マンションは管理費修繕積立金

駐車場代で月に3.5万円程度必要になるため、

維持費が一戸建てよりも高くなります。

管理費や修繕積立金、駐車場代は軽視されがちですが、

毎月かかる金額ですのでかなり大きいと言えます。

 

持ち家の維持費は生涯でどのくらいかかるの?

では持ち家の維持費は生涯でどのくらいかかるかというと、

マンションの場合、年間80万円程度、

一戸建ての場合年間58万円程度なので

それに30年をかけると、

マンションの場合、2400万円程度、

一戸建ての場合年間1740万円程度かかることになります。

 

マイホームを購入して30年間で返済するプランで必要な額は、

住宅ローン返済総額は約4,550万円になり、

それにプラスして1740万~2400万円の維持費がかかる

ことになります。

 

これに加え、子どもがいる人は子供の教育費についても

考えていかねばなりません。

 

持ち家の維持費で必ずかかる7項目を押さえよう

固定資産税、都市計画税(年間8万~25万円

点検、メンテナンス、修繕費用(300~600万円程度)

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火災保険、地震保険(年間1万円~3万円)

外壁塗装、屋根瓦取替(一戸建て)500万円

修繕積立費、管理費・駐車場代(マンション)3.5万円/年

入居時一時払いの修繕積立金一時金を50万円とすると

30年で1310万円になります。

 

① の固定資産税ですが、土地、建物の面積や築年数、立地などを

客観的に評価して算出される「家の評価額」にかかる税金です。

計算式は「家の評価額×1.4%」になり、

評価額は3年ごとに見直されるため、

固定資産税の金額も変動します。

 

大まかには年間で8万~25万円程度になります。

新築住宅購入の場合は、固定資産税の軽減措置を受けられる場合が

多いのでしっかり手続きをしましょう。

 

「都市計画税」は「都市計画区域」「市街化区域」に

指定されるエリアにかかり、

「家の評価額×最大0.3%」の税金がかかります。

自分の家が「都市計画税」の対象になるかどうかは

すぐに分かります。

つまり固定資産税と合わせて「家の評価額×最大1.7%」

税金がかかることになります。

 

② 定期点検費用は木造だと10年、鉄骨系だと20~30年の

無料点検と構造部分の保証が付いてきますが、

メーカーの保証期間は1~2年です。

メンテナンス、修繕費用は10年間で100万~200万円

予定しておいたほうが良いでしょう。

一戸建てもマンションもキッチン、バスルーム、給湯器などの

水回りの修繕費用がかかります。

 

③ 火災保険、地震保険は備えあって憂い無しですので、

必ず入っておく必要があります。

一戸建て、マンションともに住宅ローンがある場合

火災保険は加入する義務があります。

 

火災保険には「建物のみ」を補償するタイプと、

「建物と家財」の両方を補償するタイプがあります。

家財の金額も大きくなりますので「建物と家財」のほうを

選ぶことをお勧めします。

 

④ ⑤はマンションか、一戸建てによって異なります。

一戸建ての場合は、外壁塗装、屋根瓦の取り替え、防水、

雨樋の修繕、シロアリ対策、外構、庭の維持費もかかります。

 

マンションの場合は、修繕積立費といってマンション共有部分の

修繕費用も積み立てていく必要があります。

管理費や駐車場台もかかりますので、

維持費は一戸建てよりもかかってしまいます。

 

まとめ

このように持ち家には土地や建物の費用以外に

さまざまな維持費がかかることが分かります。

 

もちろん、固定資産税の軽減措置、

リフォーム費用に対する補助金制度、

ハウスメーカーの独自の保証などによって、

維持費を節約することもできるので、

しっかりと見逃さないようにしましょう。

 

しっかりシミュレーションして、住宅ローンとともに

あくまでも多めに毎月の費用に組み込んでおく必要が

あります。

 

そのようにすれば不慮の事態を避けることができ、

せっかくのマイホームを失うことがないようにすることができます。

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