ひとくちに「甲府観光」と言っても、
自然、温泉、文化、グルメなど、
切り口はたくさんありますよね。
と、いうわけで、
今回は「温泉」「夜景」「自然」「御朱印」の
4つの角度から、
行って良かったと思った観光スポット5つをご紹介します!
甲府観光で温泉に入るならどこがいい?
旅行といえばやっぱり、温泉ですよね。
まずご紹介するのは
「甲府湯村温泉」です!
今から約1200年前に弘法大師こと
空海によってひらかれ、
武田信玄の隠し湯として愛され、
葛飾北斎の浮世絵「勝景奇覧 甲州湯村」に描かれたという、
なんとも盛りだくさんな温泉です!
泉質はナトリウム―塩化物泉が中心の、
低張性弱アルカリ性高温泉です。
弱アルカリ性なので
お肌つるつるです!
低張性、というのは温泉水の浸透圧を表す言葉で、
体液と比べて濃度が低いことを示します。
そのため長時間お湯につかっていても脱水しにくく、
湯あたりしにくいということ、らしいです。
と言っても温泉ですから体が温まって汗をかきますので、
油断してはいけませんよ!
甲府観光を夜にするならどこがお勧め?
お次は夜景。
甲府で夜景といえば、
やはり「笛吹川フルーツ公園」でしょう!
要は植物公園なのですが、
名前の通りフルーツが中心なので
季節を問わず楽しめる施設です。
「新日本三大夜景」のひとつに選ばれていて、
甲府盆地を背景に、
ライトアップされたモダンな温室群の夜景は
時間を忘れさせてくれます!
広い園内で、
昼はフルーツや花を楽しんで、
日が暮れたら夜景。
一日中楽しめるおすすめスポットです!
甲府観光で自然を満喫するならここ!
甲府といえば
ただ平坦な盆地が広がるばかり……
というわけではありません!
「全国観光地百選」において、
渓谷の部第1位を獲得した
「昇仙峡」がやっぱり一番のおすすめです!
盆地といえば
夏暑く冬底冷えするイメージです。
しかし昇仙峡は緑が豊かで水も豊富なため、
夏は涼しくて快適な山歩きができます。
冬は、冷えはしますが
雪が積もって大変、ということはあまりなく、
いつ行ってもその季節のいいとこどりを楽しめる場所です。
遊歩道が整備されているので
山歩きに慣れていなくても大丈夫!
ウォーキング感覚で
さまざまな見どころをぐるり回れます。
甲府観光で御朱印をもらうなら…!
御朱印集めがはやっていますが、
私も結構好きなのです(笑)
小さな穴場的な神社仏閣もいいですが、
やっぱり超メジャーどころを
まずはおさえておきたいものですよね。
甲府でおすすめの御朱印スポットは
「武田神社」と「甲斐善光寺」です。
武田神社は
かの武田信玄のお父さん武田信虎が建て、
その後4代が居館とした、
「躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)」の
跡地に建てられた神社です。
祭神はもちろん「武田信玄」!
境内には「武田神社宝物殿」があります。
意外に小さな建物なのですが、
「風林火山」の幟など、
武田信玄ゆかりの品々がたくさん展示されています。
有料かつ撮影禁止ですが、
大人300円(子供は半額)なので、
ぜひ足を運んでみてください。
歴史ファンでない私でも、なんだか感動しちゃいましたよ!
もうひとつの甲斐善光寺は、
信心深い武田信玄が、
長野の(信州)善光寺に、
川中島の戦いにおける戦禍が及ぶのを恐れ、
貴重な仏像や経典などを移すために建立したお寺です。
武田信玄に直接由来するお寺ですが、
前述の武田神社ほどは人が来ない、
いわば穴場に近いスポットという印象です。
武田神社はちょっと泣きが入るくらい並びましたが、
こちらはほとんどすぐに御朱印の順番がきました。
仏具の避難所、といっても
さすがは武田信玄!
……というか、
武田信玄って本当にとんでもなく力があったんだな、
と感じさせる広くて立派なお寺です。
山門をはじめ本殿は木造で、
国の重要文化財指定も受けています。
お寺といえば神社に比べて地味な(失敬!)印象がありますが、
ここは山門から金堂から朱塗りで、
まるで神社のようでした。
おわりに
こうしてみると私もあちこち行ってるなと思いました(笑)
なによりすごいのは、
甲府という限られた範囲なのに、
どこへ行ってもハズレ感がない!
私はひとり旅がほとんどでしたが、
夫婦で行っても、家族で行っても、
また違った景色が見えそうな、
楽しみ方の豊富な観光スポットばかりでした。
どこも駅からさほど離れていないので、
関東圏からなら日帰りもできるところもポイントです。
なので「事前に計画してしっかり」もいいですが、
「週末ちょっと」行ってみるのもおすすめですよ!