エアコン掃除って手間ですよね。
「でもしっかり掃除しないとカビも心配」
「汚れが目に見えない分だけ余計に心配」
って思いますよね。
そこでエアコンフィルターの掃除に着目して、
エアコンフィルターの掃除方法や、
エアコンフィルターにカビキラーは使えるのか、
エアコンフィルターのカビ予防や解決策など
具体的にまとめました。
エアコンフィルターの掃除方法って?
ここではエアコンフィルターの掃除方法を
自宅にある道具で出来る簡単な方法と、
市販のエアコンクリーナーを使った方法の2つを紹介します。
1、掃除機とシャワーを使った簡単掃除
①掃除機でホコリを吸い取る
フィルターを外したら、掃除機はフィルターの表(おもて)面に当てましょう。
ホコリは表面についています。
裏面から吸い取ってしまうと、
フィルターにホコリがつまってしまうので注意が必要です。
②シャワーで残りのホコリを洗い流す
シャワーを当てながらたわしや歯ブラシで残りのホコリを洗い流します。
このときはさきほどの掃除機とは逆に
「裏面から」シャワーを当てます。
裏面からほこりやゴミを押し流すイメージです。
また、なかなか落ちない汚れがある場合、
中性洗剤を使っても大丈夫です!
③水を切ったら、完全に乾燥するまで干す
キレイになったら、水を払い切って、
屋内干しで完全に乾燥させましょう。
天日干しだと劣化しやすくなるので、なるべく屋内干しが良いでしょう。
2、市販のフィルタークリーナーを使った掃除方法
①フィルターを外し、簡単に掃除機をかける
エアコンカバーからフィルターを外したら、
簡単に表面のホコリを取り除くように掃除機をかけましょう。
②フィルタークリーナーを吹きかける
使用上の注意をよく読み、
約20cmほど離してフィルター全体にクリーナーを吹きかけます。
吹きかけた泡がフィルターの汚れを除去します。
このとき飛沫で周りのモノを汚さないためにも
場所はお風呂場や屋外が良いでしょう。
③洗剤で洗い流し、屋内干し
約5分ほど放置し、洗剤でしっかりと汚れと泡を洗い流します。
あとは完全に乾燥させたら元に戻して完了です!
エアコンフィルターにカビキラーって使える?
エアコンフィルターにカビキラーは使えるのでしょうか?
答えはNOです!
「長年使っているとホコリやゴミ以外にもしつこい汚れや油汚れも溜まって、
しかもカビも除去できるので一石二鳥!」と思うかもしれませんが、
絶対にやめましょう。
理由は2つあります。
1つ目は、カビキラーに含まれる成分がエアコンの故障につながるためです。
エアコン内部の部品はアルミを使っているものが多く、
アルミとカビキラーの成分が結合すると腐敗の原因になります。
2つ目は人体に害を及ぼす危険があるためです。
カビキラーの注意書きを読むと、
「換気して使用しましょう」、
「気分が悪くなったら使用をすぐにやめましょう」とあります。
カビを除去する強力な薬品が人体にも害を及ぼす可能性があるため
このような注意書きになっています。
「エアコンクリーナーみたいにしっかり洗い流せば大丈夫でしょ!」
と思うかもしれませんが、
カビキラーが完全に洗い流せたかどうか判断することはできません。
もし成分が残ったままエアコンを運転したら、
部屋中にカビキラーがまき散らされることになります。
頑固な汚れが気になりだしたらぜひ専門業者に依頼しましょう!
エアコンフィルターのカビ予防や解決策はこちら!
エアコンフィルターに発生するカビ予防や解決策について
具体的に3つまとめました。
①フィルター掃除の理想頻度は1か月に1回
手間でありますが、
ちゃんと掃除することがカビの発生を予防する一番の方法です。
理想頻度は1か月に1回ですが、
エアコンを使わない時期もあると思うので、
使う前に1回と、シーズン中に1回は掃除するように心がけましょう。
②「送風」でエアコン内部の湿気を乾燥させる
そもそもカビは湿気のあるところに発生します。
定期的に「送風」運転し、
エアコン内部の湿気を乾燥させ、
カビの発生を予防しましょう。
③除湿機や空気の入れ替えを行い部屋の湿気を下げる
夏場はとくに湿度が高く、カビが発生しやすいです。
そこで、除湿機や窓を開けて空気の入れ替えを行い、
部屋の湿気を下げましょう。
おわりに
いかがでしたか。
フィルターの掃除方法はそれほど難しくないと思います。
ちなみに掃除するときの注意点として、
フィルターの網目はゴシゴシこすりすぎると、
破れたり網目が崩れたりしてしまうので、
なるべく優しく丁寧に洗いましょうね。