暑さ寒さの峠を越えて、
次のエアコンシーズンまでちょっとあるこの時期。
「そういやフィルターって掃除したっけ?」
あるあるですね(笑)
見えない部分だけになんとなくおっくうで、
後回しにしがちなエアコンフィルター。
自動おそうじ機能がついてると、油断しがちです。
そこで今回は、
エアコンフィルターの掃除や交換について調べてみました。
エアコンフィルターの交換時期の目安は?
「掃除めんどくさいし、買い換えちゃえばいいのでは?」
…まあそんな理由はまずないでしょうけども(笑)、
フィルターの交換って、いつすればいいと思いますか?
正解は
「カビが生えてたり、破れてなければしなくていい」
です。
定期的に交換する必要はないようです。
エアコンフィルターを交換しないとどうなるの?
破れたものを交換せずに使っていたら、
フィルターの奥の熱交換器やファンにほこりやヤニが付着して、
冷暖房効率の低下、
最悪故障の原因にもなるそうです。
エアコンフィルターは、
メーカー純正のもので2,000円前後。
エアコン本体を買い替えることを思うまでもなく安いもの!
破れたのに気づいたら、
すぐに買い換えましょう!
専門家に聞いてみた!「エアコンフィルターの掃除頻度は?」
清掃会社やエアコンのメーカーに何件か
エアコンフィルター掃除の頻度について
問い合わせてみたところ、
冷房を頻繁に使う夏は2週間に1回!
暖房の冬は月に1回!
その他の季節は夏、冬の前にそれぞれ1回!
…くらいでいいそうです。
ただしこれは、
「自動おそうじ機能」がついている場合
に限ります。
ない場合はその倍の頻度で掃除した方がいいみたいです。
逆に言えば、
「自動おそうじ機能」は
エアコンフィルター掃除の手間を半減してくれるすごいヤツ、
ってことですね!
エアコンフィルター掃除の基本的な手順は、
1.エアコンの電源を切る
2.フィルターを外す
3.フィルターの「表側」から掃除機で吸う
4.フィルターの「裏側」から水ですすぐ
5.よく乾かす
6.フィルターを戻す
というもの。
カッコ書きした表裏は重要で、
逆だとほとんど効果はないそうです。
また、特にタバコを喫う人や台所に近いエアコンの場合、
ヤニや油の細かい粒子がフィルターについて、
ほこりや汚れが落ちにくくなるそうです。
そういうエアコンのフィルターは、
水洗いの際に、
中性洗剤を付けた歯ブラシなどで優しくブラッシングすると
キレイになるそうですよ!
汚れが落ちにくいからといって
力を入れすぎて破ってしまわないようにご注意を!
エアコンフィルター掃除の注意点!
とにかくほこりとの戦いなので、
部屋の窓を全開にして
マスク、肌の弱い人は手袋もした方がいいでしょう。
洗ったフィルターはしっかり乾かさずに使うと、
カビが生えてしまいます。
カビの生えたフィルターを使っていたら、
気管支炎をはじめ健康被害の原因に!
そんなことにならないように、
よく水けをきって
風通しのいい日陰でしっかり乾かしましょう!
直射日光に当てると乾きは早いですが
物によってはゆがんだりプラスチックが劣化したりと、
破損の原因になる恐れがあります。
自然乾燥が難しい場合は、
タオルなどでよく水けをきった後、
エアコンにつけて、
「送風」モードで30分くらい運転するという方法も。
確実に乾ききったか確認しづらいので、
あくまで最後の手段ということで。
基本はきっちり乾かしてから使いましょう!
おわりに
エアコンフィルターが汚れていたら、
冷暖房効率が落ちて電気代が余分にかかったり、
ほこりやカビが部屋中に舞ってしまったりと、
良いことは何一つありません。
掃除自体には難しいことは何もないので、
やってみれば案外あっさりできますよ。
ついでに本体に乗っかってるであろうほこりも
キレイにふき取ってあげましょう。
ちゃんと管理すればエアコン自体の寿命も延びるので、
これを機にこまめに掃除する習慣をつけちゃいましょう!